オチャッピーの個人面談 ~誰も悪くないとは思うが『心配』という鉈でぶった斬られた気分~

※気が立った状態でおりゃーって書いてます。冷静になったら受け止め方や考えが変わることもあると思う。でも、今日感じた気持ちを吐き出しつつ記録しておきます。
また、周囲の大人が子供たちの家庭環境や困りごとを気に掛け気付き声掛けすることは大切なことだと思っています。それで救われる子もたくさんいるでしょう。

 

今日は入学後初めての個人面談があって行ってきた。
オチャッピーは毎日張り切って登校しているし帰宅後も落ち込んだり辛そうな様子はなくて学校生活スタートは順調って感じでホッとしていた。心配事もあるけど個人面談で先生からどんな話が出るか緊張とドキドキで向かった。

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お兄ちゃん

先生はまずは朝楽しそうに家を出てますか?という話から入って「張り切って出て行ってます~。」と報告。

その後すぐに先生はお兄ちゃんは昨年支援学級の体験などには参加されてないんですか?年子さんなんですね~。ってうり坊について質問してきた。

支援学級について知るためにコーディナーターさんと面談をしたことはあるが知的障害があるから支援学校へ行かせたいという気持ちは固まってたから支援学級の体験には参加してませんと説明。



それからオチャッピーが学校で「兄にいはね~って家でのこと色々話してくれるんです。すごく仲が良さそうですね!どんな話や出来事でも兄にいと最後は結びつけて話しています。」という話から始まった。

 

心配されてる

先生によるとオチャッピーは学校で「兄にいの手伝いをいつもしている。」「私はいつもお世話をしてる。」とよく言ってると。


目眩がした。


何のことだろうかと。


私はかなりショックで限られた時間の中でそして今日初めて我が家のことを話す人に何からどう誰を中心にして話せば良いのだろうかと頭の中がグルグルしてた。そして、オチャッピーはなぜそんなことを言ったのだろうか?それは本心であり本当にそう感じているのか?と。


私は先生に「その話をする時娘はどんな様子でしたか?負担になっているという感じですか?」と質問した。


先生は「そういう感じはないです、今は!!今は、自分の普段の暮らしの一部という感じで兄にいが居て自分もいるという自然な感じの様子です。でもそれは今はであってこれから成長と共に負担に感じてくるのではないかと心配しています。」

と。


この返答を聞いて先生はすでに我が家は娘にうり坊の世話役をさせていると思っているのだなと感じた。


そんなことはない!と強く否定することはしなかった。
なぜなら、私はそんなつもりが無いだけオチャッピーの気持ちは違うかもしれないという可能性を否定するのは危険だから。でも、内心では自分はそんだけ出来るんだって大袈裟に自己アピールしたかったのかなとも思っている。武勇伝を盛って話みたいな。←それならまだマシだけど・・・

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きょうだい児

私は娘にきょうだい児として負担を掛けてはいけないと思ってずっと育てていること、兄の身辺の世話をさせたことは無いし体格もパワーも違うから手を繋ぐことも頼んだことはない。暮らしの中でお菓子の包みを開けてあげてと頼むくらいのことはしているけど、それは家族として特別なことではないと思っている。ということを話した。


先生は「きょうだい児」という言葉に反応を示した。

先生の親戚の姉妹に知的障害を持っている妹をよく姉が面倒を見ていたという話。
「親はそんなつもりがくても知らず知らずに兄妹に頼ったり負担を掛けてしまうんですよね。」ということだった。

 

悔しくて悲しくて腹立たしくて

その場で私たちはこれだけ頑張ってる!こんなに工夫している!これをこうあれをこうと考えて考えて育児してます!と熱弁したところで不自然だろうし娘の話を嘘だと言いたそうに映るのも嫌だった。

そして、オチャッピー・・・マジかよ。。。って思ったわ。


障害児が家に居るだけで「きょうだい児」「ヤングケアラー」の偏見の目にさらされるのか。

例えば、共働きで帰りが遅くなるから兄妹で留守番しているのは?健常児だけの家族で自立のために自分のことは自分でやろう、困ってる人がいたら助けてあげようって教育してたらそれは普通のことだよね。誰も親はしかっり育ててるつもりでも~なんて言われないでしょ。そもそもそんな普通さえ我が家ではさせられないしさせてない。

これが障害児となると途端に親はそのつもりがなくてもって言われるのか。本当にそんなつもりないし私からしたらそんな事実はないとさえ思ってる。

これまでの暮らしを否定され踏みつけられたかのように感じた。(過剰だよね、でもそう思ったんだ)悔しいなー。オチャッピーのことも悲しい。
障害児が家族だってことが過剰な心配や不信を招くのだとしたらそれも悔しいな。こんなに頑張ってるのにって思った。過敏なのは私の方かもしれないけど過敏にもなる。

娘オチャッピー

何でオチャッピーがそういう話をしているのか?本当にそう思って家で暮らしているのか?ということは今日はまだ聞いてない。今後聞くかも悩んでる。「言ってはいけないのだ」とこれから先溜め込むようなことになってはいけないと思うから。


でもさ、私も夫もうり坊の面倒を娘にさせてない。
自分のことさえ自分でやらず箸さえ自分で用意はせず使った物の片付けも用意も何から何まで親にやってもらってるよね?一体どんなことをうり坊の世話だと思いうり坊の手伝いをしていると思っているんだろう。
上げ膳据え膳+きょうだい児として負担になってほしくないからうり坊以上に甘やかしているつもり。うり坊に内緒で色々行ったり食べたりしてるよね?そういうのどこいった?

不満があると「兄にいばっかり」「兄にいだけズルイ」ってすぐ言うのは気になってた。どうして与えられている思いや物、事、に気が付かないのか。見えていないのか。何度もその都度話してきたけど伝わってなかったんだろうか。


全部全部私の『つもり』なのか。


軽口のつもり自己アピールのつもりちょっとした話のネタとしてってだけだったのかもしれない。
でも私に与えたダメージは甚大だよ。

注:こういうことがあったとは言え、たくさん素敵なところがある良い子です。


正直、これからの学校生活を障害のある兄の世話を一歳年下の妹に見させている可能性のあるご家庭って目で見られながらやってくのはつらい。

社会の目

今回の件はかなり私にショックを与えたし、不本意である。

でも、誰も悪くないとも思ってる。
わがままを言えば先生の決めつけているような物言いは改めて欲しいが、それも先生の本心なのだろう。児童の話を信頼しているとも受け取れる。


我が家は違っている(と思いたい)として、周囲の大人の見守りによる気付きや声掛けで子供や家庭のSOSを救い上げて助けに繋がることもあるのだから、先生が出会って間もない娘を心配し気に掛けて見てくれたことも間違いではないだろうとブログを書いてるうちに思えてきている。虐待ネグレクトヤングケアラーの子供にとっては大事なきっかけとなるはずだ。

でもうちは違うと思ってる。←しつこい
誤解されているかもしれないのはツライが弁解も証明も言葉ではできないからこれからどうしていこうか。または気にしないとするか。

しかし!考え方によっては、もし私への不信な印象とか家庭環境への誤解があったとしても娘のことを気に掛けてくれる大人が周囲に多いことは良いことだよね。(おかしな思い込みを刷り込まない前提)それに、社会ではこういう目で見られることがあるんだという経験となった。これからは心して生きていく。

私はこれからも今まで通りうり坊もオチャッピーも大切に育てていくだけだ!先生もまだ出会ったばかり。きっと大切に育てているってことそのうちわかってくれえると信じて。

2024年4月26日

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