母乳育児の救世主!マッサージと言えば桶谷式!体験記

桶谷式という言葉について、子供のいる友達やママ友との会話の中で名前だけは聞いた事があるという方もいるのではないでしょうか?私も子持ちの友達の育児話で「母乳が出なくて悩んでたけど施術を受けたら噴水の様に出る様になった!しかも全然痛くないの!」と聞いていました。実は私も、母乳が出ない悩みがありまして・・・

桶谷式治療手技(乳房マッサージ)とは、故桶谷そとみ先生が考案された、「痛くない・よくでる乳房マッサージ」です。昔から行われている痛いマッサージとは違い、乳房の基底部(乳腺体の後面)の伸展性をよくしておっぱいをスムーズに出す独自のマッサージです。

公益社団法人桶谷式母乳育児推進協会HPより抜粋
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桶谷式を試すきっかけ

妊娠前、妊娠中と「私はきっとたくさん母乳が出るだろうから完母で育てる!」と全く根拠のない自信をもっていた私ですが、いざ出産すると思い描いていた様に母乳は出ませんでした。1時間おきに授乳しながら空き時間で搾乳にも取り組み乳腺に刺激を与える事と、母乳に良いと言われている食事やお茶、ご飯(米)と水分摂取量も必死に増やしたりなど出来る限りの努力をしていましたが赤ちゃんの体重が基準のように増えないという問題に直面しました。

当初は完母を目指していたので母乳が足りないことに非常に悩み苦しみましたが、出産した産院の助産師さんが「今は赤ちゃんの成長が一番大事な事。完母にこだわるよりミルクも与えて元気に育ってもらう事を考えましょう。」という助言により混合で進めていく事にしたのですが、ミルク量には上限や与える間隔にも配慮が必要で赤ちゃんはお腹を空かして泣く日が続きました。

ミルクが増え過ぎて母乳の割合が減ってしまえば母乳の生産量が減りゆくゆくは出なくなるんではないか?という不安があり、ミルクを増やす事が出来ませんでした。「母乳が足りない!」と切羽詰まった状況になった私は、遂に桶谷式を試してみる事にしました。

桶谷式の料金はどれくらいだった?

産後一ヶ月で赤ちゃんを連れて訪問するのは難しいと思い、少々高くなってしまいますが自宅に来てもらう事にしました。往診スタイルと、自分で出向くスタイルがありますが、私の時は次の料金でした。

  • 初診料 5,000円~ 
  • 再診料 3,500円~ 
  • 往診料 7,000円~
  • ※(各相談室で営業時間や予約の仕方など異なりますので、事前に各相談室へお問い合わせください。 )
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私の桶谷式体験談

初回に用意したものは、

  • 母子手帳
  • タオル3枚
  • お湯たらいや洗面器
  • 服装は明記されていませんが、胸が出せればどんな物でも大丈夫です。

どの様な出産だったか?初めて授乳したのは出産から何分後か?初乳は飲ませたか?授乳は完母または混合希望か?食事の好みや生活スタイル、授乳頻度や困っていることや悩みなどを細かく丁寧にヒアリングしてくれます。

その後、横になり施術を受けます。お湯で温めたタオルで乳房を温めながら行われます。施術者の手元は見えないため詳細は話せませんが、乳房を大きく左右上下に動かすようにマッサージしながら乳頭をしごいているような感じがしました。

自身の手で搾乳する時は痛い割には少ししか出ない母乳が、マッサージを始めて数分後にはピューピューと飛沫をあげて飛び散るように出てきました。メガネが汚れてしまう勢いでした。「私もちゃんと沢山母乳が出るんだ!」ととても感激しました。

私の場合は初回では乳腺の開通と乳頭を柔らかくする事がメインで、たくさんの母乳を出せるおっぱいを作るにはあと2、3回施術が必要だと説明を受けました。(個人差がありますので必ずではありません)

それでも一回目で見違えるほど母乳が出る様になった事に加え、肩こりが取れたのです!身体中がポカポカして肩を中心に全身がリラックスでき事に驚きました。不慣れな育児と授乳で肩がバキバキに凝っていたのにすごく楽になったと話すと、「みなさんマッサージのあとはそう言われます。」と言っていました。

その後も母乳の出が悪くなったり、詰まりを感じた時にお世話になりました。今後は断乳の際に相談を兼ねて伺おうと予定しています。母乳の出が悪い少ない方はもちろん出が良すぎる方も乳房メンテナンスのために、かかりつけの桶谷式相談室を持つのはいかがでしょう?母乳育児の力強いサポートになること間違いなしです。

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