15日は支援学校の卒業式でうり坊は休校日だった。オチャッピーは幼稚園があるし夫は出張で不在で、うり坊と二人で水族館へ行ってきた!
友愛パスの使い方も教えていきたいから車や徒歩ではなく市電で行くことに。通勤時間後だったのでのんびる乗っていくことができた。
療育手帳
うり坊が知的障害を伴う自閉症だと診断されたのは4歳の時。でもその時は療育手帳の申請をしなかった。
障害児となるのが嫌だったのと手帳で受けられる支援やサービスに魅力を感じていなかったのある。(居住市は手帳が無くても療育が受けられる)知的中度ということもあり金銭的に大きな額の免除が無いし、うり坊の障害によって我が家の所得が減ったという事実はないのに税金で無料にしてもらう理由がないじゃないか。無料で市電に乗ってるうり坊を見て周囲の人はどう思うんだろうなんてことを考えていた。
「些細な免除より障害ないんてない方がいいのに」と受け入れることが出来なかったんだ。って話は過去のこと!!
今では療育手帳を持って水族館、科学館、動物園にひゃっは~!って行くよ。
付き添いの大人も無料なのすごく有り難くて助かる!使える支援とサービスは感謝しながら何でも使わせてもわうって方針。ついでに特児と奨励費の所得制限撤廃もして欲しい。
お目当ての物
水族館に入館したらまずはジンベエザメの水槽を見てから全館さら~っと見て売店へ。
「ジンベエザメの変身ロボ買う!」と張り切るうり坊にお年玉を持たせて来ている。(すでにシャチの変身ロボを持ってて次はジンベエザメをgetすると決めていたらしい)
売店ですぐにジンベエザメロボ見つけたんだけど、急に「LaQが欲しい!」と言い出して、サメのLaQと二つ持ってきたからどっちか一つにするように言うとうり坊はLaQを選んだ。
イルカショー
イルカショーの会場で開始するのを待っている間にLaQやりたいって言い出したうり坊。
そりゃそうだね。やりたいって言うよね。「これからイルカショーだから家に帰ってからやろうね。パーツを無くしてしまっても困るから。」と説得はしてみたけど、その説得が通用するとも鼻から期待などしていなくて当然拒否!ですよね~。
会場の隅っこに移動してLaQやってるうり坊をパーツを紛失しないように見守りながら不慣れなLaQで不穏な雰囲気になるうり坊を宥めつつ周囲の迷惑になっていないか気を配り・・・イルカショー見てくれよ・・・。結局LaQの仕上げが上手く出来なくてうり坊が怒りだしたから水族館を出た。
うり坊泣く
水族館を出たら泣き出したうり坊は「LaQ返す~!」って泣いてる。
私はてっきり上手に出来なかったからもういらないって意味かと思って「返さなくていいよ。買ったんだからうり坊の物だよ。家でゆっくりやってみようね」と話しても返すと言って泣いて、「もう一度水族館見る」と言うので再入場してぐるーっと水族館見て回って大好きな深海ゾーンでじっくり観察して気持ちが落ち着いた頃合いで一周して水族館を出たら、また「LaQ返す」って泣き出した。
LaQは返さなくていいということを説明しても何か納得しないのがわかる。抱っこしたりハグしたりしながら
私:「言葉で伝えてみて。ゆっくりでいいよ。どうしたいの?」
うり坊:「水族館に戻る~」って泣いてる。
私:「戻るのはいいよ。戻ってどうしたいの?」
うり坊:「ジンベエザメ変身ロボーーー!!!シクシクシクわーわー泣」
そういうことか!!
私が売店でどっちか一つって言ったからやっぱりジンベエザメが欲しくてLaQを返品すればジンベエザメが買えると考えたんだ!
そんな上手い話はないのだけど、色々考えてるんだね~。それを言葉で伝えることが出来たね~。
おもちゃは一つだと言っていたけど、一生懸命言葉で気持ちを伝えることができたうり坊の気持ちにに応えたくて、また水族館に戻ってジンベエザメ購入!
外食
水族館の帰りはゆっくり歩きならが帰って、うり坊がピザが食べたいというのでファミレスに寄ってランチ。
道中ジンベエザメを大事に抱えながら「開けてもいい?」といううり坊に「お店に着いたら開けていいよ~」と言うと、これには納得したようで「お店に着いたら開けていい?」っとずっと聞いてた笑
ピザ、ポテト、プリン、ドリンクバーをもりもり満喫しながら変身ロボやってご満悦なうり坊でした。
ファミレスではとても落ち着いて食事することができて成長を感じて嬉ししかったな。うり坊と楽しいランチができて内心すっごく感動していた。
母子二人でのお出かけだとこちらも気持ちにも体力にも余裕が持てるから落ち着いてうり坊と向き合うことができて、こういう時間が大事だな~と再認識。
できれば家族みんなで!って憧れがあるけど、我が家なりの幸せな時間の作り方過ごし方を見つけて行こう。
2024年3月17日