今日はうり坊の2年生最後の参観日に行ってきたよ!朝は混むこともある道だから早く出たんだけど、スイスイ進むから25分も早く着いてしまって駐車場で待機してた。ま、いいの。混んだら全く動かなくなる道だから25分は余裕を見ておいていいの。遅刻大っ嫌いだからね。
朝の会
参観は朝の会から。朝の会も支援学校の子供たちにとっては大事な学びの場。6人のクラスなんだけど、日直さんがみんなの前で挨拶や出欠と健康チェックするの。発語が苦手な子で手話を交えながら日直さんを進行していた。他5人も離席せず座ってお話し聞いてるんだよ~!すごいよね!手を繋いで輪になって朝の歌歌ってよ。給食のメニューの確認して各自好きなメニュー発表してから〇〇くんは何が好きかったクイズしたり。楽しみながら人の話を聞く練習をしてるんだな~って見てた。
そうだね、やってる内容は幼稚園みたいなの。でもね違うの。ここまで成長したんだこの子たちは!!って嬉しかった。
国語の授業
朝の会の後は国語の授業だった。まずは先生が絵本を読んでくれた。みんな真剣に聞いていて感心感心。
その後は作文の練習時間。
先生たちすげー!6人それぞれのレベルに適した教材を作って個別に見て回ってくれるの。教科書も支給された問題集やテストプリントも無くて、全部手作り。感動と感謝だよ。
うり坊は・いつ・どこで・だれが・なにをというガイドがついたプリントと写真をもとに一人で作文作成。「〇〇で」「〇〇が」「〇〇を」「〇〇〇〇しました。←。大事」てにをはを理解して書けたいた。
プリント3枚目の時に集中力の切と課題が少し難しくて
うり坊「んんんん!!!!わかんなーーーーーーい!!!」体バインバイン!
出ちゃってたwwww。
そこからプチパニック。「わかんない!」「約束守れてますか?」「守れてる?守れてないどっち?!」って叫びながらバインバイン揺れまくってふんぎゃー!をみなさんに披露してた笑
それでも、他の保護者さんたち「かわいい~」「頑張ってるね~」とか言って、うんうんって頷きながら優しい目で見ててくれるの。支援学校大好きの理由の一つだよ。
他の子もそれぞれの学習の進捗に合わせた教材で字が書けるけど文は作れない子は各項目の選択肢から選んで文章を作ったり、書けない子は各項目の札を並べて文にしたり。発語が困難な子はタブレットで音声発表してたよ!
ここでは平均とか誰と比べてどうとかはなくて、その子その子の力で一生懸命学習に取り組む姿があった。先生たちも個別に用意するの大変さを担ってくださって有難いです。
懇談会で泣いた
授業の後は子供たちはタブレットを使って自由時間を過ごしてもらいながら、保護者は1年を振り返って先生からの話の後保護者から一言タイム。
一学期の頃を思い返すとどの子も成長著しくて各保護者さんの話を聞いては感動してしまった。私から見ても発語が全く無かった子が話をしていたり、オムツが取れないんです・・・と聞いてた子がオムツ卒業してたりね。聞いてるだけで嬉しかった。
発言の順番が最後だった私はもう胸がいっぱいな状態だったわけ!
そこでうり坊の成長について話そうとしたら涙が込み上げてきてしまって。恥しながら涙を堪え堪えきれず発言することとなってしまった。(怒られたり攻撃された時には泣かないけど、感動や感傷ではすぐに涙が出てしまうの困る。涙もろいタイプ・・・)
私「2年生では友達ができて、自宅でも〇〇くんが▲▲した!とか、〇〇ちゃんが好きな■■がぼくも好き!と友達ができたことで世界が広がっていく姿がありました。コミュニケーションが得意なわけでもないのにお友達ができたのはクラスメートたちのお陰です。ありがとうございます。学習面では、文字が書けなくてもいい、せめて読めるようになってほしい。せめて名前だけでも書けてくれたら。と多くを諦めハードルを下げてきましたが、今日こうして作文まで書けるようになった姿を見て嬉しく思います。3年生でも成長を楽しみに見守りたいと思います。」
話しながら色々な気持ちが込み上げてきてしまって。
その色々とは、あんな自分の世界が全てだった子が友達が登場し広がっていく世界の瑞々しさと、名前くらいは書けてほしいと思っていたのに作文書いてるよって喜びと、それに伴う「知的障害があるからこれくらいしかできないだろう・・・これくらいまでできてくれたら・・・」という思いをまっすぐ前だけ見て成長していくうり坊とクラスメートたちの姿に感動して涙が溢れてしまった。
学年が上がっていったら違うかもしれない。でも2年生の彼らはハツラツとし輝いている。
障害があっても個々に個性があってその子らしい可愛らしさがあって、どのこも一生懸命。(※障がいは個性とは言ってないですからね)
成長
本人なりに成長する。それが平均的か普通に当てはまるかは別としても。
もっと出来てほしいvsそんなに出来ないだろうを両方抱えながら、成長を促していく支援を続けることが大切なのだと思った一日だった。
2025年3月5日
これがうり坊の教科書
大事なこといっぱい学んだね。