養護学校の見学で知った現実 〜自立できる日はくるの?〜

養護学校の校内見学中の高等部の在校生のためにお仕事紹介コーナーのようなものがあって、その中にうちの近所の人気のスイーツ屋さんの求人もあった。

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就労支援B型

就労支援B型についての説明は省略します。


就労支援A・Bという種類があることくらいは知っていたけど、まだまだ先のことと思って詳しく調べてはいなかった。きっとうり坊はスタンダードな流れで進むとこの雇用形態で働くのだろうか。と軽く想像することはあった。


そのスイーツ屋さん、地域でも有名で大人気店なの。観光客もわざわざ来ていることもある。
2回行ったことがあるけど、高級フルーツを使っていてパフェなどもお高いのよー。めったに行けないお店。



そのお店の就労支援Bの求人表を見て愕然としました。

『時給300円』


嘘でしょ?1時間の賃金が(正確には工賃と呼ぶらしい)300円。
それは労働力に見合っているのか?それともこれでも多いの?それとも職場を与えるてもらえるだけで十分だとでも言うのか?
正規の求人では時給870円だった。。
(いや、正規の求人も商品価格から見たらぼったくりのような安さに思えるけどね。この地域の賃金としては平均的みたいです。)

悔しい確かに接客がたどたどしいスタッフさんがいたな。と印象的な店員さんはいた。一生懸命働いていたけどね。



うり坊が朝から出勤して例えば6時間くらい頑張って働いて時給300円・・・悔しいやら悲しいやら。
そもそもこのお給料では自立はできないよね。障害者の手当てとかで暮らすのだろうか?不安だ。

一生私たちが養っていくのか?死んだ後は?オチャッピーに負担は掛けられない。
何か他の働き方を模索していくしかない!

ブロックアーティストとかプログラミングとかか?
高機能自閉症だったら研究者とかの道もあっただろうか。うり坊の知能はどこまで伸びるだろうか。

考え続ける

障害者雇用の話を見たり聞いたりするたびに、「それはちがうだろ!!」「もっと多様にできることがあるんだ!」と思うんです。

集中力があるからと言って同じ作業を何時間も座ったまま続けるかというと違うよね?
出来ること多種多様にあるのに。。


うり坊の働き方や仕事をあーさんと夫が生み出すしかない!と思っている。
できるかどうかはわからないけど、考え続けようと思う。

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違うかもしれない!

いやー、でもでもでも!働くって収入だけが全てじゃないとも言うよね。やり甲斐とか居場所とかさ。


就労支援B型が工賃安すぎ!働く意味ないじゃん!
って一括りに考えるのは違うかもしれない。


まだまだ見えていない、知らない障害者の人生や保護者の世界があるのかもしれない。

まだまだ学びは続くんだろう。

2022年6月20日

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