特性に合わせて暮らす 〜子供たちに望む理想と極論〜

前回のブログで書いた多動について、多動に関しては薬の服用で抑えるということは全然考えていない。高学年になると落ち着く子が多いと聞いているのでそこに期待もしている。

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TPOに合わせる

動ける場所では動いてていいと思う。ただ時と場所と場面によっては、数分間でも我慢できるようになるといいよね。と今後の課題として考えています。


エレベーターでの数秒から1分間くらいはジッとしていよう!とか、外食中は足は下に下ろそうね!とか、公共の乗り物では飛び跳ねていけない。など、社会生活で静止が必要な場面では我慢しよう!頑張ろう!ということを身につけることができたら良いなと思っています。


あーさんの友達に、長時間ジッとしていられないから飛行機に乗れないと言ってる人がいたから。誰しも得意不得意ってあるよね。

特性に合わせた暮らし方

人には各々苦手なことや極端に嫌いなことってあるよね。

あーさんも新幹線は酔うし乗車時間が長いから飛行機を選ぶし、知らない男性が極端に苦手なので美容師は必ず女性、電車は極力女性専用車両に乗る。気にしすぎの性格ゆえ口調の強い人には近づかない。同じ牛丼でも松屋より吉野家が好きとか。
自分に合わせて生活を工夫することは誰にでもあること。

社会が全て自分に合わせてと思うのはワガママだと思うし、障害者が全て優先されるべきだとも思っていなくて。
生活の中で工夫したり生きる上で取捨選択していくのは、障害児も同じだと思う。選べる物事が少ないかもしれないということはあるけど。

うり坊の場合だと、椅子だと落ち着いて座っていられないなら座敷のお店を選ぶとか、公共交通機関で周りの迷惑をかけてしまうなら可能な限り徒歩や自家用車で移動する。飛び跳ねてしまうから床にクッションマットを敷くとか一階や戸建に住む。

など、工夫していけばいいと思う。

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理想と極論

子供の将来を考えた時に、理想は経済的にも精神的にも自立して欲しい。働いて稼いだお金で暮らして、部屋をゴミ屋敷にすることなく、毎日お風呂に入って歯を磨いてきちんと洗濯した服を着て清潔に暮らして欲しい。趣味と呼べる好きなことがあって、受け入れてくれる友達がいたら尚良し。
と思い描くが、難しいかもしれない。


でも、うり坊の場合なら障害年金を受給しながらグループホームで暮らす。とか、実家で暮らしながらも得意を生かして報酬を得るとか、部屋が散らかったらハウスキーパーさんに来てもらうとか、工夫や策はたくさんあるんだから、決して未来を諦めてはいない!

極論『死なない!犯罪は起こさないで!親亡き後もしっかり生きてくれ!』

多動で高所から転落した、ホームに落ちて電車に轢かれたとかで命を落とすことがないように。二次障害で苦しむこともあるかもしれない。
事故、事件、自死とあるけど、生きてて欲しい。

衝動的に窃盗、欲求がコントロールできず痴漢、感情の抑制が効かず暴力事件を起こすとか。無しでお願いします。

もはや育児の核心はここかもしれない。


親亡き後もしっかり生きていけるように育てていきたい。準備しておける物事は整えておいてあげたい。

2022年10月5日

うり坊作:ゴジラ
ブロックでは非常にリアルな作品を作るうり坊。絵は抽象的で面白い。

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