前編、後編①と書いてきましたが、後編②で終わります。
その後は幼稚園の担任の先生と、療育の先生が面談して終わり。
先生たちとどんな話したんだろう?
気になったけど、聞けなかった。
あーさんからの質問
ジーッと見てくる。
県立養護学校を希望しています。
おじいさん相談員、聞こえてなかったんだろうな。
コロナ対策で衝立があると、聞き取りずらいよね。かと言って、大声で話すわけにもいかないし。
質問
●Q:相談員さんから見て、支援学校と支援学級、どちらが合っていると思いましたか?
A:今日見ていた感じでは、特性がいくつかあるなと感じました。支援学校では先生の数も多く、個々に合わせた学習や余裕のあるスケジュールで過ごすことができますよ。
●Q:支援学校では、知的クラスと肢体不自由クラスなどと分かれていますが、知的障害の程度の違いによってクラス編成はされているのでしょうか?
A:知的障害の程度だけに限らず。似たような課題を抱えた子達を同じクラスにするようになっています。
●Q:希望通り支援学校に通えることになりますか?
A:今日の結果を元に判定が出ます。それに対して不服申し立てをすることもできます。
とのことでした。
実際に質問した内容は、すでに知っていることだったけど、確認を兼ねてお伺いしました。
今思い返せば、テストでどういう所を見ているのか聞いて見たかったな。
障害を受け入れる過程
自宅で日常生活を送っているだけなら、うり坊そのものを受け入れているつもり。
でも、社会に送り出す時の困難さや不安は、障害を受け入れるとか愛情があるとかとは別。
放デイ探しと就学相談のために、何度も「知的障害を伴う自閉症です。これから療育手帳を申請する予定です。」と説明した。
その度に、心に「うり坊は障害児なんだ」と刻み込まれていく。
面談のたびに、出来ること出来ないこと、問題行動、発達の遅れについて説明を繰り返す。
うり坊だけを見ている時は縦の成長だけを見ていればいい。
ゆっくりでも成長していることに喜びを感じて生きていける。
でも、社会に向けてうり坊のことを説明するためには、年齢の平均と比べる必要がある。
その度に「うり坊は発達が遅れている。知的障害なんだ。自閉症なんだ。」と心に刻まれる。
それでも、大切な我が子であることに変わりはなく、愛している。これからも育てていく。
気持ちを強く持って取り組んでいく過程で、一歩ずつ障害を受け入れていくんだな。と感じました。
私にもっと表現力や語彙力があれば上手く説明できないんだけど、うり坊そのものを受け入れている。愛している。というのと、障害を受け入れるというのはあーさんの中では別もののようです。
葛藤とでも言うのだろうか。
また一歩、受け入れ修行完了!
2022年8月31日