うり坊の児発での出会いと思い出 新しい出発 〜WBCで元気出た!〜

今日のWBCメキシコ戦見ましたかっ!?
最高な試合でしたね!最後大興奮で一人大騒ぎしたよ。

「打ったー!!!走れー走れー!!!やったー!!!」って絶叫したら、スッキリした。

否!あの試合は叫ばなかったとしても最高だった。選手たちの勇姿に感動しました。

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児発での思い出

3歳のうり坊を連れて、飛び込んで助けを求めたに等しいような状況で利用申し込みさせてもらったあの日を今も鮮明に覚えている。


泣きながらうり坊の育児の大変さと苦しさ、住み慣れた東京を急に離れて縁も所縁もない鹿児島に来たことをドバーッと話して、私が話終えるとすぐに所長さんが「明日からすぐに預けてください!」
「お母さんもう大丈夫ですよ!私たちが力になりますからね!」
って。


全部を受け止めてくれた。すごくホッとした。あの日から始まりこれまでの4年弱、感謝ばかり。感謝しかないです。

うり坊の成長

療育に通ったからといって劇的に突然成長したわけではない。


何度も相談やアドバイスを受けながら私たち親も学ばせてもらった。
先生たちは『スモールステップですよ』『たくさん褒めてください』と、その時その段階にあった課題をじっくり根気良く、そして愛情深くうり坊を指導してくれた。

焦ったり落ち込んだり苛立ったりする私にも、その都度何度も「スモールステップですよ。」「今日はこんなことが出来ましたよ!」と励まし続けてくれた。



通所を始めた3歳時点では・手を繋いで歩く。・公園から飛び出さない。を取り組んでくれました。

スプーン、フォークの使い方、咀嚼からごっくんするまでの練習など。←定型発達の子を育ててると、訓練しないとこんなことも出来ないの?と思うよね。

1分間椅子に座ってお話し聞こうんね!から始まった訓練は、今では20分個別勉強ができるようになりました。

お着替え、箸、おトイレもできるようになって、公園内で遊べるし順番などのルールも守れるようになった。

1歳半での発語が2歳では消滅して、それから今は少しずつ会話ができるようになって最後の利用日は私と練習した「今までありがとう!」と言ってお別れ出来ました。

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心の支え

所長さんをはじめ主任先生も「お母さんの健康と元気があってこその子育てですから。お母さんのこともサポートさせてください。」といつも言ってくれて、支えてくれました。


まず一番は、うり坊の発達の違和感と異常な大変さを共感し理解してくれる人との出会いへの喜びが大きかった!



あの頃、夫も実家も義実家も誰もかれもがわかってくれなかった。
「子育ては誰でも大変なの」と言われると、誰でもできることが私にはまともに出来ないのか・・と感じたのだけど、これは違う。ともある種の自信があった。


そんな中で「お母さん、頑張ってますよ!」「大変でしたね。よくやってます!」と言ってくれた。


その後実家の理解は得られたとしても、なんせ遠い!サポートは受けられない。夫はといえば遠路はるばる鹿児島まで連れてきたわりに仕事が忙しい。出張もある。


でも!私は育児において孤独ではなかった。

どんな誰よりもうり坊を理解しその上で私の苦労も苦悩にも寄り添ってくれる人たちがいた。

うり坊のことをすごく可愛がって愛情深く支援してくれていることは日々の報告記録でもわかっていたし、うり坊と先生との様子を見ていれば信頼関係が築けているのは一目瞭然だったから、毎日通所させることにも「預けている」という罪悪感は全く無かった。

救い

鹿児島に来ることは私は猛反対だった。
でも来てみたら療育が充実していることがわかり、結果我が家を救ってくれることになった。そしてその出会いが今の事業所だったことが幸運だった。

他の児発事業所のことはわかないけど、ここに通えて良かった。先生たちに出会えて良かった。


もし出会えていなければ、虐待や育児放棄は人ごとではなかったと思うし、離婚して実家に帰るってこともあったかもしれない。


今でも我が家はいつもバタバタしているし、私もすぐにイライラするし、うり坊は癇癪とか課題は多いし、オチャッピーはわがまま放題など問題はたくさんあるけど、みんな元気で賑やかに暮らしていられるのは、全て今の児発事業所のおかげです!『全て』ここが幸福へのスタート地点だったと思う。


お世話になりました。ありがとうございました。

新しい出会い

明日からは小学校入学後に利用する放デイへ慣らしのために児発利用で通います。


何件も問い合わせして、何件も見学に行ってやっと決めた放デイ。


良い出会い、良い出発となることを祈っていまいす!
良好な関係を築けるよう私も努力します。


今の児発の退所日に所長さんが「新しい所で何か困ったことなどあれば、いつでも遠慮なく相談してきてくださいね。力になれるように考えますから。」と見送ってくれた。


その言葉に感謝しながら、新しい一歩を踏み出す糧としていこうと思う。

2023年3月21日

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