リスパダールを服用してみることになりました 〜小児精神科受診〜

4歳5ヶ月で詳しい発達検査を受けた時に初めて『小児精神科』という科があることを知りました。
精神的なことではないのに精神科なのか〜とやや不思議な気持ちになったことを覚えている。

それが令和2年で久しぶりの再診とうことで昨日行ってきた。

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問診

発達検査では各項目のテストがあるけど、小児精神科医の診察は問診と観察。(うり坊の場合はそうであって、他の人は他にもあるかもしれない。)


再診なので、あれからどんな成長がありましたか?今日受診するに至った経緯は?困りごとなどについて問診がありました。

 

話した内容はブログにいつも書いていることと同じで、
・多動衝動性・癇癪時の自傷と他害・癇癪の原因・待つことができずキレる・我に返って猛省と後悔している姿が居た堪れない・本来は温厚で思いやりがあり思慮深い子だろうに、特性ゆえ暴れてしまっているように思う


というようなことを、詳しい事象や開始時期、その時にどのような対応をしているかということを話しました。

観察

私が問診に答えている間は同じ部屋の隣の空間で心理さんと看護師さんとがうり坊と遊んでくれるんだけど、これはただの自由時間ではなく、心理士さんと医師は何を好んで選んで遊んでいるか?中断することができるか?発語は?コミュニケーション力などを観察している。


観察しつつ、「家ではどうやって終了させていますか?幼稚園ではできてる?療育ではどう?」「恐竜が好きなようですね。家ではどんな遊びを好みますか?それはどれくらいの時間取り組みますか?一人で?親と一緒に?」と質問があり答える。

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さらに問診

一通り日常生活のことや趣味趣向、困りごとなどを話したあとに、ついにお薬の話になる。


先生:「お薬飲ませてみたんですよね?」

私:「はい。衝動性や癇癪が減り落ち着いて暮らせるよになるのであれば服用させたいと思って相談に伺いました。」

先生:「そうですね〜。お薬を飲んで癇癪の頻度や度合いが減る、行動の起伏の差が少なくなるということは期待できます。」

副作用

「リスパダールとは本来統合失調症の患者さんに処方されるお薬なのですが、少量の服用により自閉症の特性緩和することができると言われています。今回はこちらのお薬を試してみましょう。」

と薬の紹介と副作用の説明があった。


副作用
・ふらつき ・眠気 ・食欲増進(によって太る)

↑このような副作用が出た場合は薬の量が多過ぎるということだって。

うり坊は風邪薬でもすぐに眠気が出ると話すと、極々微量から始めてみましょう。微量過ぎて全然効果が無いかもwww笑って先生が笑ってた。

通常はリスパダール0.02%からスタートしてみるところを0.01%から始めることになりました。


次回3月10日の受診まで飲み続けて様子を観察して、副作用も変化もないようなら0.02%に増やす計画。

初服用

昨日は病院の周辺は土地勘がないため、自宅付近に調剤薬局に処方箋を出すことにして帰宅してきた。

そう!昨日書いた通り、山超え山下り街を抜け・・・って。
既視感あるなーって考えたら『これは箱根駅伝4区〜のコースのようだ!』と閃いてしまった。ククク笑
たぶん私しか面白くないよね笑


自宅近くの薬局には在庫が無くて、周辺店舗に問い合わせもしてくれたんだけどどこにも無くて、今日の午前中に届くように取り寄せてくれることになった。

今日の昼過ぎに受け取りに行って今夜初めて服薬しました。


夕食後服用だけど、就寝前でも良いことのこと。就寝前だと眠気に気づけなくなるので

17時半夕飯→19時服用→20時半就寝
服用後特に変化なし。機嫌も良く眠気も無さそうだった。

不安と期待

薬が効き過ぎ、または体に合わなくて本人らしい感情表現や活動ができなくなるのではないか?と不安だったけど、まずはかなり小量からのスタートということで安心かな。

効果の出方も頓服のようにパッと効果が見てわかるものではなく、数週間から数ヶ月かけて緩やかに作用して『あれ〜そういえば最近落ち着いてるな?」と気が付くくらいが丁度いいとのこと。


多動と衝動性がスパーン!と無くなってシャッキとピシッ!となるなんて思ってない。
衝動が緩やかになって、癇癪へつながる気持ちの爆発が小さくなってくれたら・・・と期待している。

2023年2月17日

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