養護学校と呼んでいいのか特別支援学校と呼ぶべきか?と毎回悩むんだけど、就学する学校は『県立〇〇養護学校』となっているので、養護学校と呼ぼうと思います。暫定ね。今後変更するかもしれないけど今は。
北海道の帰省中と面接の日程が重なってしまっていたので変更してもらって、20日にうり坊と面接に行ってきました!
うり坊は養護学校に行くのは初めてです。
わくわく
学校に伺うと小学部の責任者の先生(面接担当)と、面接中にうり坊の面倒を見てくれる先生が一人と、二人の先生が出迎えてくれました。
校内に入るなり、キレイで広い空間にわくわくが抑えられなくて玄関から早く走り出したくてたまらない様子のうり坊。
先生たちは落ち着いて優しくゆっくりうり坊に語りかけてくれている。
その時も、うり坊に距離を詰めすぎることもなく、でもさり気なく進路を塞ぐ位置に座って上履きに履き替えるように促してくれている間にもう一人の先生が靴をしまったり身の回りのことをしてくれている。
なんだこのめっちゃ安心できる空間は〜!!!!
対応が行き届いている!プロだ!これが養護のプロなのか!感動。
面接
面接と案内だけど面談だね。
教室に通されて、先生と私は机を挟んで座って、うり坊は先生と教室の遊具などを使って遊んでいた。
面談内容は主に生育歴と好きなこと特技、生活上の課題、身辺自立や学習レベル、就学において心配なこと。
その間にうり坊は教室を飛び出して行ってしまった!!
探検
教室を飛び出して行ったうり坊をすぐに先生が追いかける。
面談の先生は微笑ましい顔で見ていて「これから走って校内探検かな〜!元気元気!!」と笑ってくれている。私:「ははは・・・いつもこんな調子で。すみません。」というと、
先生は「小学一年生だと教室飛び出していくことはよくいますよ〜!先生を追いかけっこですね笑笑」と笑っている。
私は先生たちの優しい反応に嬉しくなった。
先生がしっかりうり坊を見守ってくれているだろうと思って安心して面談で話をすることができた。
今日は日程を変更してもらっていたので学校医の健康診断は無しで養護教諭の先生と健康チェックの質疑応答があった。
それからうり坊と合流することに。
先生が探しに行くと、レクリエーション室っていうのかな?バランスボールや平均台とかおもちゃがたくさんある部屋でブロックをして遊んでいた。
帰りたくない
うり坊がいる部屋に行くと、うり坊は先生の膝の上に座って寛ぎながらブロックをしていた。
楽しかったんだね!帰りたくないって。
帰りたくないからブロックを片付けている私の髪の毛を鷲掴みにしてきたうり坊!
しかし、先生たちの落ち着いた様子といったら〜。「ママ痛いよ〜。痛い痛いでね〜。」ってほのぼの。
これが外で事情を知らない人たちの前だったら、周囲も慌てたりドン引きして私も惨めだったし、うり坊もさらに興奮したりしたと思う。でも、先生たちの慣れた様子に親子共々救われた。
先生が「じゃあ、ママ先に帰るって!」と言いながら目配せをしてくれたので、「ママ先帰るね〜」と部屋を出るとうり坊が帰る気持ちになったらしく、何故か先生におんぶされて意気揚々と部屋から出て来たwww
玄関まで送ってもらって帰路につきました。
在校生
一時間の予定が一時間半くらいの滞在となって、帰る時には4時限目が終わった頃。
玄関で体育の授業から戻る児童たちと会うと、何人かの子が「この子は誰?」「どうして来たの?」と明るく話しかけてくれた。元気はつらつで可愛かったな。
感想
とにかく先生たちのうり坊への対応が安心でき、養護学校を選んで良かった!!と思った。
校内を歩いていると勉強中の教室も見えることができた。学校見学の時よりも自分ごとのように身近に感じて見ていた。
知的クラスの4年生が節分に関する図工をやっていて、これがもう!未来への希望に満ち溢れる光景なのよ。
どの子もしっかり着席して真剣に絵の具を塗っていた。誰も騒いだりウロウロしていない。
先生:「4年生になるとこんなに成長します。」
私:「すごいですね!こんなに落ち着いて授業を受けることができるんですね!」
もう旅行も帰省もできない・・・なんて悲観的になっていたが、成長ってすごい!
他には肢体不自由や医療的ケア児も学校生活をしていました。
各々の大変さを比べるものではないし苦労も想像しきれないけど、大変なのが我が家だけではないと思ったら、弱気になってられないな!と。
何より、まずうり坊のは小学校へ好印象を持つことができた!これが一番大事!!学校は楽しいところだって思ってもらえれば第一段階クリアだ。
私も入学が楽しみになってきた!
2023年1月23日