うり坊の1歳半健診の時の様子の記録です。
この頃にはかなり活発で、走り回る、何でもかんでも触る登る、全然座っていられない。という特性は強く出ていました。
振り返ると『この頃には』とわかりますが、当時は『活発』『好奇心旺盛』というふうに思っている部分もありましたが。
・扱いにくい
・他の子みたいに意思疎通ができない
・一人で食事をしようとしない
・座っていらなれない
という点については気になっていました。
気にはなっていたけど、全てを自分のせいにしていました。『躾方が悪いのかな?』『つわりがツラくて関わりが足りないせいだろうか?』『愛情不足なのかな?』と自分の中に原因を探していましたし、実母や義母にもそう言われていて、そのように思い悩んでいました。
1歳半健診
1歳半健診の内容はだいたいどこの市区町村も同じようなことをするんじゃないかな?
・積み木を立てに3個積む
・バイバイと手を振る
・イラストを見て指差しする
・発語はあるか
この3つでしたが・・・・うり坊はどれも出来ませんでした。
積み木は家では上手み造形物を作っていましたが、保健師さんのお手本を見て真似をする。ということは全然しませんでした。
そもそも保健師さんを見ていない!私の膝に立ち上がってピョンピョン跳ねたり周りをキョロキョロ見ていました。
この時、きっと保健師さんは『あれ?』と感じたんじゃないかなー?
でも、あーさんは『つわりで死にそうだし、長い時間待たされてるし、うり坊は走り回るし、早く帰りたい。』という気持ちと、うり坊のことを『落ち着きがない』と言われて腹が立った。←(こんな話しをするとお叱りを受けてしまうだろうけど、正直な気持ちを書いておきます。)
1歳半なんだからもう2時間近く待たされたらそりゃー愚図るし、飽きちゃうに決まってるでしょ!と本気で思っていました。
今振り返ってみると、あんなに動き回ったり、膝の上に立ち上がって人の話を聞かない子は見当たらなかったと思う。その後オチャッピーが1歳半健診を受けた時に『全然違う!』ということを痛感しました。
弱気な保健師と強気な母親
←私は、積み木を積めるかどうかよりも、模倣できるかどうかが重要だということに気がついていない。
もう一度うり坊にやらせようとするけど、できない。
「積み木積めないってことでいいですか?」「家ではできます」の攻防を繰り返す。
そうこうしているうちにうり坊暴れ出す。この後歯科検診も残っているし、あーさんつわりでももうギブアップ状態。。。
「すみませんが、今日はここまでにしてください。」と健診終了。
テスト項目目的や意味を教えてほしい
発達検査を何度か経験したり、その時に検査の中で子供のどこを見ているのか?という事を知るようになってからは、1歳半健診での私の対応は間違っていたな。と感じるとともに、なぜそういうことを発信して教えてくれないんだろう?と思うようになりました。
・積み木
指先で積み木を掴む頃ができるか?もしくはまだ手のひら全体でギュと握る発達度合いなのか?「こうやって積んでみてね」という指示が伝わるか?模倣はできるか?を見ていると、のちに知ることになります。
・バイバイできるか?
相手の模倣ができるか?視線があってコミュニケーションを取ろうとする意思があるか?
・イラストを見て指差しできるか?
わんわんやバスとかご飯とか、簡単なイラストを「わんわんどれ?」と聞かれて指差しして答えるんだけど、うり坊は一つも答えなかった。でも、あーさんは「こういう勉強をまだやっていないからだ」と思っていました。 しかし、オチャッピーは改めて勉強してなくても全て答えることができました。
・発語はあるか?
この頃「バナナ」「おぱ!(おっぱい)」「ねんね」など少し発語がありました!
でもこの後うり坊から言葉が消えてしまいます。→発語はあったのに消えてしまった。という私の戸惑いや質問に答えてくれる医師や関係者はいませんでした。のちに出会う書籍で、自閉症児では言葉が消えてしまうことはよく起きることだと知りました。原因はわかっていないそうです。
その他の困ったさんぶり
健診では様子見ということで、その後さらに相談するということにはなりませんでした。(のちに2歳半頃、こちらから相談に出向くことになります。)
しかし、この頃はかなり手がかかる困ったさんでした。
リトミックの会場を走り回り誰の制止も跳ね除けて太鼓を打ち鳴らす!!絵本なんか興味ゼロ!ずっと走り回る!体操教室でも自由きままにトンネルをくぐり続ける!僕はトランポリン飛ぶぜ!と勝手にトランポリンに登る。注意されるとトランポリンの下に潜り込む。当然他の子供との順番なんて守らない!
という状況でした。つわりで吐きそうになりながら必死に毎日うり坊を追いかけていました。
しかも、この頃はうり坊が家で愚図りだすとなかなか終わらなくて・・・その解決策が『散歩』か『ドライブ』だけだったから、一日に4〜5回散歩に行って、寝かしつけでドライブに行くという生活でした。
朝5時(日の出とともに)散歩、朝食後の散歩、午前中は公園や庭遊び、昼食とってお昼寝、昼食後、必要があれば夕方散歩、寝かしつけのドライブ・・・
というハードスケジュールがこれから長い期間続きます。
そのおかげなのか、オチャッピー妊娠時は5キロしか体重は増えず、超安産でした。むしろ切迫早産しなかったのが不思議なくらいだと医師や助産師さんに言われました。
早朝の散歩は夫が出勤前に行ってくれてたから助かったなー。
2021年8月2日