ここ最近うり坊は色々な食事を食べてくれる。給食では野菜なども完食したと聞いていても、家では餃子やお好み焼きみたいな形でないと野菜は食べず、料理に野菜を混ぜ込むかスムージーを飲むなどしていました。
・給食で食べてるならいいか。
・スムージーで摂取してるからいいか。
・キャベツたっぷり餃子食べたからいいか。
・健康状態に問題ないからいいか。
と妥協点を見つけて見守っていました。
あーさんも大人になっても玉ねぎ長ネギが苦手だし、中学生になるまでピーマンは肉詰めか青椒肉絲でしか食べられなかったし、トマトも大人になるまで食べられなかった。野菜全般が苦手な子供だったけど、成長するにつれて食べられるようになったり、社交の場に出ると好き嫌いが多いのは面倒だなと感じるようになって自宅でトマトを食べる練習をしたりした。それでもネギ系統は苦手なまま。
偏食の人にとっては好き嫌いという次元ではない拒絶間があるのだろう。と想像力を働かせて理解していくことが大事なんだろうとうり坊のことも見守ってきた。
積み重ねと成長
療育と幼稚園の先生たちの教育と本人の努力のおかげで、今はすっかり毎回完食して食べてくるようになりました。
メニューによっては配膳時に量を減らして完食できるように調整してくれているそうです。完食できた!という達成感と喜びを感じることが大事だから。
完食までの道のりもスモールステップの積み重ねでした。
食べられなくて泣いてしまたり、口に溜め込んで吐き出してしまたりという時期もあったし、幼稚園に入って当初はおにぎりやふりかけを持参していた。それでも、先生たちが根気強く努力させてくれたおかげで少しずつ色々な食材や調理法で食べられるようになりました。
主な取り組み
・ご飯と一緒に食べてみよう。
・一口だけ食べてみよう!
・これを食べたらゼリーが食べられるよ。
・副菜→メイン→ご飯と順番に食べよう。
というステプで取り組んでんいたように記憶している。
自宅では調理法を工夫したり新鮮な食材を使ってできるだけ美味しい食材を食べさせようと取り組んでいました。療育と幼稚園では先生たちが教育的にサポートし続けてくれています。また、本人の努力と成長が大きなことだと思います。
うり坊も一人では努力できなかっただろうし、でも本人も努力がなければ克服することはできなかっただろうし、良い相乗効果の賜物だと思います。(偏食が治らない人の努力が足りないとは思っていません。うり坊の場合はこうだっというだけの話です。)
納豆と味噌汁
うり坊は幼児食の頃は(1歳半頃かな)ひきわり納豆が大好きで毎日納豆ご飯食べていました。味噌汁も一時は抵抗なく食べていたけど、2歳頃には納豆を嫌がり食べなくなりました。
これは、納豆だけではなく、ヨーグルトやバナナやポタージュもぷつりと食べなくなりました。偏食なうり坊にとって、納豆や野菜のポタージョを食べてくれることは栄養面でとても安心できることでした。人参やほうれん草もポタージュにしするともりもり食べてくれたのに、今は食べません。
4日前の夕飯にあーさんが納豆ご飯食べていると
ご飯の上の納豆を二粒口に運ぶと食べた!!
と言って、ぺろっと納豆を食べました。わー!すごい!
翌日の夕飯に「また納豆ご飯食べる?」と聞くと「食べる!」というので、ご飯に半分だけ納豆をのせて出すと、もくもくと納豆ご飯を食べていました。
これは!(今食への興味が湧いていてやる気があるな)と感じたので、味噌汁の豆腐を「豆腐食べる?」と口元に運んでみると、はじめは唇で温度を確認して暖かいとわかると舌先で少し舐めてみてからパクっと食べました。そのあとは抵抗なく3切れ豆腐を食べて、最後に汁も飲み干しました。味噌汁は冷めると食べにくいようで途中温め直しました。
納豆食べてくれるこの安心感ってなんだろう笑 納豆への信頼度高い!
偏食と母親と馬事騒音
一番先に言いたいのは『母親の努力不足って言わないで!』って声を大にして言いたい!
離乳食が始まって好き嫌いがある。食べムラがある。となると母親は(中には父親もいるでしょう)あれこれ調べて食材選びして料理法の工夫もして、お腹が減るようにたくさん遊ばせてお菓子減らして、それでも食べてくれないから悩んでる人がほとんどだと思う。
「小さく刻んでハンバーグに混ぜてみたら?」とか「外遊びが足りないんじゃない?」とか、どれもこれもやり尽くしたことばかりアドバイスしてくるから返答に困る。強烈な人は「偏食は母親の工夫と努力不足かただの甘やかしだ」と言う人もいるもんね。
万策尽きた・・・って状況があることもあるよ。
好き嫌いなくもりもりと食べて欲しい。この切なる願いは叶わなくても、健康を維持して生きていらるならいいのではないかな。あーさんもあれこれやってみたり、あちこち相談してみたり、病院で栄養状態を検査してもらったりとうり坊の食事にはやきもきしてきたけど、結局は本人の成長えを待つのが効果的だったように思う。
2022年1月23日