なかなか自閉症の特性についての振り返り記事が書けていなくて。
なーんか過去を振り返ると気が重くなる思い出が多くて、向き合うのに気合が必要で書く手が遠のいていました。
時系列とはぐちゃぐちゃになってしまうかもしれないけど、思いついたことから書いていこうと思います。
芸術家かしら?
うり坊は1歳4ヶ月頃から、プラレールやブロック、積み木を整列させるようになりました。それも一糸乱れぬようにすごく集中して並べます。
その集中力がこれまたすごくて、何時間でもやってる。
朝起きてから、散歩や外遊びの時間を除いてはほとんどの時間を費やしてやってるの。
眠くなってくると、並べた物を破壊してひっくり返って号泣して暴れるという惨劇を毎日繰り返していました。
夫とこの現象を『巨匠化』と名付けて呼んでいました。笑
「巨匠化してきた!これはもう眠いんだ。ねんねしよ?」と話していた。
違和感と不安
私はネットの情報で自閉症の特性などを少し見た頃があったので
「あれ?並べてる。これは?でも、必ずそうとは限らないよな。」と不安を打ち消していました。
不安な気持ちは一切見せずに「すごく几帳面な性格みたい!」「本当に上手に並べるの!」と明るく振舞っていました。
誰にもこの疑念を話すことはしていませんでした。
この頃、他にはクレーン現象や分厚い辞書や本をペラペラめくる。とか、並べたプラレールを横になって同じ目線で眺める。という良く聞く行動もやってました。
うり坊が3歳の頃、発達障害の専門家という人の勉強会に参加した時には
・なぜ並べるのか?
・なぜ分厚い本が好きなのか?
・なぜ同じ目線にするのか?
というようなことを質問してみたことがあって、
「そういう行動をする発達障害も子供には多くいます。でも理由はわかりません。電車が好きな子が多いのは規則性があるからだとは言われています。」
という返答でした。
並べるたびに「発達障害なのかな?」と不安な気持ちもあったけど、「キレイに並べるな〜。」「こういうのが得意なんだね。」「この几帳面さが活きる場面があるだろう!」「将来は芸術家かな?」と前向きというか肯定的な気持ちもありました。
明るい気持ちを強く持っていないと不安が大きくなって育児に向き合えないような感じでした。
2021年7月30日