ルーティンや拘り行動だけではない 〜いつも同じになっていかない〜

うり坊、今朝は幼稚園行きたくないって。昨日はけっこうすんなり行ったんだけどね。

自閉症と聞くと『ルーティン化したことはできる。むしろ頑なに厳守する。』『拘り行動を認めてあげると安心する』という印象があると思うし、現にそういうアドバイスをたくさん受ける。間違いではないけど、そうとも限らない。

そういう特性が強いというだけで、全てのことがあてはまるわけではなし、気持ちが乗らない時もある。それに、その習慣をつけるまではけっこう時間がかかる。

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朝のルーティン作り

朝、気持ちよく家を出られるように朝の習慣を模索しながら挑戦している最中です。

もともとは自由気ままに過ごして、その合間合間に朝食取って、時間が来たら出る。というなーなーな環境でした。

変更点
・ブロックとテレビはタイマーが鳴ったら止める


これだけ。


これが難しい。できる日もあればできない日もあるしやりたくない時だってある。

自閉症児だって心や自分の考えがあるんだから当然だ。その日の体調の具合だってあるでしょう。それに対応する側にもいつもとは違う事情がある場合だってある。体調が悪い。今日は用事がある。雨が降ってるから早めに出たいとか、イレギュラーな時もある。

それでも、極力!極力!むしろ是が非でも!ってくらいの心持ちで習慣を作り守りやっていこうと取り組んでいる。それでも上手くいかないのが育児というものなのか。


今日はブロックが止められなくて、あーさんが強制終了させたことが気に入らなかったんだと思う。


あーさん
ブロックお終いにする約束でしょ?できないなら今後もうブロック禁止だよ!
うり坊
ママ!意地悪!



おおお!『意地悪』って言えるか〜。と感心したけど、ここでは褒めなかった。

切り替え

興味のないことにはとことん興味がない。その事象や物、人がこの世に存在していなかのようでに。でも、好きなこと興味関心のあることには猛烈な執着と集中力を見せる。これは長所だと思っています。


でも、生活の中で場面切り替えが必要な時ってけっこうある。
お風呂に入ろう。ご飯食べよう。トイレに行こう。今日はもう帰ろう。寝よう。などと基本的な生活においても、場面切り替えのが必要なことはけっこうあるけど『一旦中止』が難しい。

一緒に暮らしている家族には根気と忍耐力が求めれらる。一旦中止なだけで、やることが済んだら再開できる。ということをずっと伝え続けているし、嘘がないように私たちも約束を守ってやっているけど、なかなか難しい。

根気強く!以外に魔法みたいな方法ないかなー。ないか。

2021年10月28日

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