今日はレディースデーだけど、勉強もしたいし選挙の期日前投票にも行く予定だしどうしようかな？と迷っていました。でも投票が終わって会場を出ると『まだ、映画の開演時間に間に合うな！』ってことで、見て来ました！
あーさん、本の虫だった時代がありまして。
それで司馬遼太郎作品は大好きで、中でも『燃えよ剣』『輪違屋糸里』『梟の城』が大好きなのです！原作を読んだのは、もう何年も前だけど映画になると知ってから上映されるのを楽しみにしていました。
ここから先は感想を書きます。ネタバレするので、知りたくない人は読まないでください。
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物足りない
約2時間半で、燃えよ剣をまとめるのが無理だ！！！それとも脚本はあれで正解なの？
私は全然物足りなかった！ネットで感想見てみるとけっこう評価高いのね。私の期待値が高過ぎたのかな〜。
剣が！男が！新撰組が燃えてなかったよ。歴史番組みたいなもんになってしまってた。てか、幕末に詳しい人とか原作を知ってる人しか追いつけない速さと情報量だた感じた。もともと制作側も『時間が足りねーぞ』ってわかってたから、土方歳三のインタビュー形式でとにかく語らせる、語りで説明するって作りにしたのかな？と思った。
うーん。せめて前編後編に分けて欲しかった。登場人物の心理描写や新撰組の繁栄と衰退を描いて欲しかった。
もしくは、日野から京に登って活躍しているあたりまでを切り取って詳しく撮る方が良かったなー。
それと、キャストの年齢層が高いなーと感じた。
柴咲コウは好き！素晴らしい女優さんだと思う。でもさー、お雪には年齢が上すぎない？てか、キャスト全体が年齢高めで違和感。土方歳三の岡田くんに合わせた設定なのかな？
みどころ
殺陣がすごい！！刀での戦闘シーンが見せ場なんでしょう。血しぶきブッシャー！沖田総司はそこそこ殺陣シーンがあったけど、斎藤一をもっと見たかったなー。
脚本には色々要望があるけど、キャストの演技はどの方も素晴らしかった。素晴らしい俳優陣だからこそ！だからこそよ！もっと、その生き様を見たかったのよー！！
でも、私は見た。山田涼介くんの演技すごいよかった。沖田総司はそこそこ丁寧に描かれていたから、隊のみんな愛されていて、剣で活躍しながらも病に蝕まれていく姿を見れた。糸里との関係は雑な扱いだったけど。
糸里が糸里だったとわかったのは帰宅後パンフレットを見てからだったけどね。誰が何番隊の組長かとか映画の中では説明なくて、パンフレット見てくださいねーってことかな？
総じて
時間不足！に限るのか。
大河ドラマみたいにはできないのはわかるよ。でも、もう少し、いや！もっと！丁寧な脚本にしてほしかったです。映像は殺陣や戦のシーンに力を入れていたのは良くわかったけど。燃えよ剣ってそこだけじゃないじゃん？生き様じゃん！燃やすの剣だけじゃなくて心だから！魂と生き様だから！そこナレーションで済まさないで。
原作厨みたいで嫌なやつだな私。原作重視派ではないのよ。るろうに剣心だって三月のライオンとか東野圭吾作品系とか実写が好きな作品たくさんあるから。
どういうことだ！
久しぶりに燃えよ剣の原作を読んでみようと思って、物置部屋にある本棚を見てみたら・・・おい！！誰がやった！？
文庫本、破茶滅茶じゃないか！燃えよ剣もやられている。表紙どこ行った？上巻はどこへ行った？
2021年10月27日