妊娠期の年子の育児は辛い?つわりを乗り切る方法とは?

私は上の子が1歳0ヶ月の時に第二子を妊娠し、5週目で妊娠が判明しました。予定通りいけば1歳9ヶ月差の年子として生まれてきます。長子の息子はまだ赤ちゃん同然の1歳児で、ご飯は完了期の食事の用意が必要ですし、抱っこ、授乳、外遊びや散歩、誤飲やイタズラからも目が離せない時期でした。(2歳になった今もあまり変わりありませんが。)

この状況の中で、一体どうやって育てていけばいいんだろう?その前に無事に出産まで辿り付けるだろうか?と不安と心配がたくさんありました。

一番に頭に浮かんだ懸念は、『授乳』です。乳首への刺激が子宮収縮につながることは知っていました。私は断乳ではなく卒乳にしようと考えていたので、突然おとずれた断乳の決断にとてもツライ気持ちになった事を覚えています。そして、息子が1歳3ヶ月の時に断乳しました。

次は恐れていた『悪阻』です。息子の時はつわりがとても重く、胃液が全部無くなるまで吐き続けました・・・食欲も無く、目眩や怠さもあり毎日ほとんど横になっているか、トイレに籠もるか、という生活でした。しかし、ツライからと休めたのは第一子だったから。二人目以降は上の子の世話があるから休めません。もし、またあれくらい悪阻が重かったらどうしよう・・・という大きな問題がありました。

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二人目のつわりがつらいって本当?

私の場合ですが、恐れていた通り二人目も重い悪阻でした( ゚Д゚)

妊娠6週目から地獄の悪阻が始まりました。吐き気とだるさが主症状で、食欲がなくほとんど食べられない状態の中、毎日息子を散歩や外遊びに連れて行っていたので、体重はみるみるうちに減っていきました。今振り返ってみると、台風の日以外は出産まで毎日欠かさず散歩と外遊びに連れて行っていました。まさに『自分で自分を褒めてあげたい!!』気持ちでいっぱいです!

何とか1日1日を乗り切るというギリギリの体調の中で、二人目を生むということに弱気になる日もありましたが、救いの手を差し伸べてくれた人がいました。車で1時間程の所に住む叔母です。叔母は働いているし、母親の介護もありとても多忙でしたが2週間に一度くらいのペースで来てくれました。

家族(叔母)のサポートで助かったことは?

  • 息子の遊び相手
  • 掃除機がけ & 洗濯
  • お腹が大きくなってからお風呂掃除
  • まれに買い出し

妊娠中、一番助けが欲しかったのは、息子の遊び相手でした。散歩や外遊びがとても大変だったので、息子の面倒を見てくれるだけで本当に助かりました。

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悪阻期、子供の外遊びの工夫とは?

  • 庭にプールを出し、敷地内で遊ぶ
  • 庭に砂場を作る

一度、近くの公園へ遊びに行った帰り道で、ものすごく体調が悪くなりやっとの思いで帰宅したことがありました。それからは、出来るだけ家の近くで遊ぶ方法を考えました。

季節がちょうど夏だったのと、我が家は戸建てなので、庭にビニールプールを出して遊ばせました。また、息子は砂遊びにも興味を持ち始めていたので、ちょっとした砂場を自作しました。

砂場は、ホームセンターで蓋つきの衣装ケースと砂遊び用の砂を購入し、衣装ケースに砂を入れただけの簡単な物ですが、蓋が出来るので雨や猫が糞をする心配などを解消できます。

日中の外遊びはこれの2パターンで何とかなりました。体調がそこまで悪くない時は、人の少ない公園に行ったりもしました。

子供センターや児童館のような場所は活用しなかったのか?

息子はまだ1歳で、友達との遊び方を知りません。他の子供とのトラブル回避や対処、備品の取り扱いかたへの注意などに俊敏に対応できる体調ではなかったので、子供センターや児童館は活用しませんでした。

また、ほかのママたちと会話するのもシンドイほどに体調が悪かったからです。悪阻の時期はまだ妊娠初期なので、大っぴらに妊娠を報告することもできず、体調不良な姿を晒すのも面倒な気がしました。

散歩の仕方で工夫したこととは?

息子は散歩が大好きです。私がつわりで辛く、横になって休んでいたくても、散歩へ行こうとせがんできますし、体力を持て余して愚図って手に負えない状況になってしまうこともありました。泣きわめく子供と体調不良の母親が二人きりで密室にいるのは、それはもう大変なストレスでした( ゚Д゚)

というわけで、それならいっそのこと散歩に出かけよう!と考えて散歩にいくこともありました。もちろん、体調的には厳しいのですが、家の中で泣きわめく息子の相手をするよりマシだったと思います(笑)今では自分で歩きたがる息子も、この頃はバギーに乗ってるだけで満足してくれていたのが救いでした。

日の出と共に5時半に起床する息子に付き合って、早朝に一度。夕方少し涼しくなってから、もう一度。

季節に左右されますが、私は夏場に悪阻期が重なったので、早朝と夕方の気温が下がり涼しい時間帯に散歩へ行くようにしてました。朝の澄んだ空気と少しひんやりとした外気は、吐き気でムカムカした胸をスッと軽くしてくれました。

つわりでつらい時の、食事の乗り越え方とは?

料理を作るのも一苦労でした。立っているのも辛いし、匂いも気になる。今までのように作るのは無理だと思い、潔く諦めました。息子には完了食の調理が必要だったので、とにかく息子の食事を最優先に作り、大人は冷凍食品や一汁一菜くらいの内容で夫には我慢してもらいました。

また、食事については家族の助けを受けることが出来たので助かりました。両方の母親たちが、それぞれ料理を作り宅急便で送ってくれたのです。冷凍食品や惣菜ばかりでは栄養バランスや健康が心配になりますが、母親の手作りのおかずは口にも合うし優しさが伝わってきて有り難かったです。それに、私は食欲がなく食べない時も夫にはきちんとした食事をして欲しいという思いも、母親たちの助けがあり叶えることができました。

また、叔母は国産の青汁を定期配送で注文してくれました。悪阻期にほとんど食事が採れなかった時も青汁だけは飲んでいました。葉酸サプリと青汁を採っていたので、胎児にとって必要最低限の栄養はとれているという安心感もありました。(実際は、胎児の栄養は母体が蓄えている分で足りているので心配はないと医師は言っていました。)

妊娠中期から後期に起こる便秘解消にも青汁は一役かってくれていました。

妊娠期を乗り切るコツは?

優先順位を決める


今まで通りに全てやろうと思うと、かなり大変ですし、予定通りに遂行できずにストレスの原因になります。私としては『生活に支障の無い拘りは捨てる』という感覚
でした。拘りはいざ捨ててしまえば、大して重要では無いことの方が多く、身軽になった気がします。

素直に甘える

女性は『私より辛くても頑張ってる人もいる』『皆やってるのに弱音を吐くなんて』と、大変な状況やツライ気持ちを鼓舞して頑張ろうとする人が多いと思います。私も『妊娠したのは自分の都合なんだから、自分たちで何とかしなきゃ!』と言う意地にも似た気持ちがあり、自分から助けて欲しいと言い出せませんでした。

両方の母親や叔母が、手助けを申し出てくれたのが幸いです。加えて近所の方々やママ友たちも日常の些細な事を手伝ってくれたり、「出来る事があれば遠慮せず言ってね」と声を掛けてくれたので、素直に甘える事ができました。

少しの工夫

水遊びや砂場を作る、散歩の時間帯を季節に合わせて変えるなど、ほんの小さな工夫でも効果は大きかったです。自分の行動以外では、母や叔母のように手伝ってくれる人に物事をお願いする時にも少し工夫をしてみました。

以前から、どこまで頼んでいいんだろう?なんて言えばいいかな?図々しいと思われないかな?断ったら気分を害するかも?とあれこれ考えてしまいがちだったのですが、体調が悪かったので、アレコレ考えるのが面倒になりやめました(笑)それに、回りくどく言って要領を得ないのもつらく感じていたので、明確かつ端的に要望を伝えるようにしました。合わせてYES/NOもハッキリとさせました。

すると、今までとは打って変わってコミュニケーションが驚くほど円滑になりました。私の心配をよそに、母親たちや叔母は嫌な顔をする事もなくサッパリと対応してくれました。

遠慮しすぎるのは、逆に相手に気を使わせる事もあるみたいですね。

まとめ

人に助けてもらう事や全てを完璧にこなせない事は、悪いことではありません。

妊婦は『赤ちゃんの命を育む』という、誰にも代われない尊く重大な任務中なのです。もっと胸を張って自愛しながら生活していいんです!

助けてくれた方々に「ありがとうございます!助かりました。」と感謝を伝え、元気な赤ちゃんを生むことに専念していいんです。そして、自分が力になれる時には手を差し伸べられるように感謝の気持ちを忘れずにいれば良いと思います。

身近な人以外にも、エレベーターの開くボタンを押してくれた人や電車で席を譲ってくれた人など、色々な場面でたくさんの人に「ありがとうございます」と言うことがありました。その方々に直接恩返しは出来ませんが、自分がまた違う人に同じように親切を返していこうと思っています。

『マタハラ』や『マタニティマークを付けにくい』と多く耳にする時代ですが、親切な人もたくさんいますよ!妊娠中の人も、これから妊娠を希望してる人も、妊娠生活がより良いものになりますように。

今回は夫の働きについては触れませんでしたが、夫もとても良くサポートしてくれました。また別の機会に記述したいと思います。

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